こんにちわ!
ざこエンジニアです!
2021年に機械系大学院を卒業し、機械系エンジニアとして働いており、機械系学生が学ぶべき科目などの情報も発信しています。
そんな私ですが、自由な生き方『FIRE』にも少し興味を持っています。
そこで、「実際にFIREができる可能性や、その後の生活について調べてみたい」と思い、自分なりにアプローチした結果、ブラウザ上で動く『FIREシミュレーター』を作成するに至りました。
今回はそのシミュレーターの使い方や、実際に使って感じたことをお話ししていきます。
FIRE・サイドFIREとは?
本題に入る前に、FIREとはなんなのか、サイドFIREとはなんなのかを確認しておきます。
基本的なことしか「もうそんなこと知っているよ」という方は読み飛ばして頂いて構いません。
FIREとは?
FIREは『Financial Independence, Retire Early』の略語です。
それぞれの意味は、
Financial:経済的
Indepemdence:自立
Retire:退職
Early:早期
です。
つまり、FIREとは『経済的に自立して早期退職する』ことを指します。
ここで、経済的自立とは会社に依存しないでも、一生生きられるだけの資産をきづいた状態のことですが、資産運用による収益だけで生活費が賄えるようになった状態を指す場合もあります。
サイドFIREとは?
サイドFIREは、上記のFIREにサイドビジネス(いわゆる副業)を混ぜ合わした言葉です。
つまり、サイドFIREとは『資産運用+副業で経済的に自立し、早期退職する』ことを意味します。
参考:4%ルールについて
4%ルールとは、『生活費を投資元本の4%以内に抑えると資産が減らない』というルールです。
これはあくまでも過去のデータに基づく話ですが、参考までに覚えておきたいルールです。
私が作成した『FIRE・サイドFIRE』シミュレーターもこのルールを参考に、初期設定ではFIRE後の資産取崩額を4%としています。
FIRE・サイドFIREシミュレーターで計算できること
本題に入っていきますが、私はFIREをシミュレーションするシミュレーターを作成しました。
このシミュレーターでは、各パラメータを入力することによって以下の内容が計算できます。
いつFIREできるのか
目標時期にFIREしたい場合、生活費をいくらにする必要があるか
FIREした後は月々いくら使うことができるか
この記事を読んでいる方は簡単にすぐにシミュレーションをすることができるので、使って遊んでみてください。
(あくまで数値シミュレーション上の結果であるということにご注意ください)
FIRE・サイドFIREシミュレーターの使い方
使い方といっても簡単なので、正直実際に触ってみた方が早いと思います。
ここでは、詳しい計算も含めて書いていくので、詳細に理解したい方は読み進めてください。
『いつFIREできる?』の使い方と説明
上の画像が、FIREシミュレーターの画面です。
我ながら素晴らしくシンプルなデザインです。
ぶっちゃけ使い方といっても、『現在の投資額』〜『FIRE後の資金取り崩し』の項目を入力して。計算ボタンをクリックするだけです。
計算の流れとしては
- 1月毎に投資の合計額に『投資額(月/万)』が足される
- 1年毎に投資の合計額に対し『想定利回り(%/年)』の分の利子が加えられる
- 上記を繰り返し、『FIRE後の取り崩し額で得られる資金+副業収入』が『生活費』を上回る時期を算出し、『サイドFIRE可能時期』として出力する
といった流れです。
ここで、『FIRE後の取り崩し額で得られる資金』には、日本の投資利益に対する課税(2022年現在、20.315%)を考慮していることに注意が必要です。
つまり、『FIRE後の取り崩し額で得られる資金』=『投資合計額』x『FIRE後の資金取り崩し(%)』x『100-20.315(%)』として計算しています。
(理解しやすいよう、上のしきを書いたが、実際には単位等は正しくない)
実際には、投資利益にのみ課税されることや積み立てNISAの税制優遇制度を利用しているということを考慮すると、かかってくる税金が少なくなるのですが、ここでは少し悪目の条件で計算していることになります。
正しい計算をすることも可能なのですが、簡単に使えることや実際には少し悪目の条件で計算していた方が、FIREする際には都合がいい。というようなことを考慮してこのような形にしています。
『FIREするための生活費は?』の使い方と説明
こちらも空欄を埋めて、計算ボタンを押すだけなので、本当に簡単に使えます。
計算の流れとしては
- 1月毎に投資の合計額に『投資額(月/万)』が足される
- 1年毎に投資の合計額に対し『想定利回り(%/年)』の分の利子が加えられる
- 上記を目標FIRE時期まで繰り返し行い『FIRE後の取り崩し額で得られる資金+副業収入』を『FIREするための生活費』として算出。
といった流れです。
こちらも『いつFIREできる?』と同じように、運用利益に加わる税金を加味して計算しています。
『FIREに必要な資産は?』の使い方と説明
こちらも、計算ボタンの上にある項目を入力して、計算ボタンを押して、計算を実行するだけです。
計算も簡単で、『FIRE後の取り崩し額で得られる資金+副業収入』が『生活費』を上回る時の『投資資産』を算出しているだけです。
こちらも『いつFIREできる?』と同じように、運用利益に加わる税金を加味して計算しています。
参考書籍・参考ページ・関連記事
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まとめ
今回は、Javascriptの勉強も兼ねて立ち上げたサイト『Web計算ツール』の第1弾として『FIREシミュレーター』を作成したので、その紹介をしました。
FIREに興味がある方は是非使ってみてください!
自分の立ち位置などが、改めて数値化できるので、客観的に評価できるようになると思います。
このシミュレーターがFIREしたい人たちの参考になれば嬉しいです!
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